「まぁ…俺のこと知らないかも。今の格好だと」
「え?」
「いや、ジャージ着てても思いだしてもらえる気がしねぇ…」
「ジャージ!?」
「体育祭で、同じチームだった」
「たっ、体育祭!?」
「そう。チーム豹だったよな。俺、チーム豹の応援団にいた」
「応援……団」
そう言われてみれば、クラスごとにチーム分けをしていて。
あたしのクラスはチーム豹で。
そこには応援団がたくさんいて。
だけどいっぱいいたから、わかんない。
「もしかして、同じクラス!?」
「なわけないし!アハハ、やっぱおもしろいや」
目の前の人は、あたしを見て笑っている。
人の顔を覚えるのが苦手だけど、さすがのあたしでもそれはないか。
「え?」
「いや、ジャージ着てても思いだしてもらえる気がしねぇ…」
「ジャージ!?」
「体育祭で、同じチームだった」
「たっ、体育祭!?」
「そう。チーム豹だったよな。俺、チーム豹の応援団にいた」
「応援……団」
そう言われてみれば、クラスごとにチーム分けをしていて。
あたしのクラスはチーム豹で。
そこには応援団がたくさんいて。
だけどいっぱいいたから、わかんない。
「もしかして、同じクラス!?」
「なわけないし!アハハ、やっぱおもしろいや」
目の前の人は、あたしを見て笑っている。
人の顔を覚えるのが苦手だけど、さすがのあたしでもそれはないか。


