「あれ…ちょっと待って。今あたしたちがしようとしてることって……」




「草野と同じだな」




顔を見合わせ、プッと吹き出した。


















結局、美術室に忍びこむこともなく、




校門前で断念。




明日の朝、早めに学校に行って、




作品を処分することになった。