学校一のモテ男といきなり同居

ボンヤリしながら茹であがったパスタの湯切りをしていると、手にお湯がはねた。



「キャッ!!」



小さく声をあげると、リビングから草野くんが飛んできた。



「大丈夫!?」



「うん、平気。ちょっと熱かっただけ」



「見せて、赤くなってる…」



あたしの手を取り、火傷した部分を見つめる。



そしてその箇所を、草野くんが口に含んだ。



瞬間のことで、避けれなかった。



「やっ…」



手を引っ張って草野くんから逃れようとすると、すんなり離してくれた。



「ごめん……つい」



「あっ…あたし、トイレに行ってくる」



急いでトイレに駆け込んだ。









ドキドキドキッ!!



心臓が、爆発しそう。



どうしてあんなこと、するの!?



驚いたけど…



不思議と発作は起きなかった。



これは…



あたしの体が、草野くんを受け入れてるってことなの?



自分のことなのに、



わからない。



だけど今ハッキリしているのは、



嫌じゃなかったってこと…。



男の人に対しての警戒心が、



草野くんに対しては薄れている。



これが…



全ての答えなの?