電車に乗り、気分転換に違う駅でおりた。
大きめのショッピングモールで、しばらく時間を潰す。
ショッピングをしたり、ジュースを買って休憩スペースでゆっくりしたり、本屋に寄ったり。
ボーッと過ごすうちに、夜になってしまった。
いけない、もうこんな時間。
また電車に乗って、家に戻る。
改札を出たところで、空を見上げると……
あの日と同じ、満月の夜だった。
ゾクッ……。
背筋に冷たいものが走る。
早足で、自宅へと向かう。
すれ違う人、全ての人が怪しく見える。
自宅近くの公園の前を通ると、
あたしに合わせて、歩く足音が聞こえた。
振り返ると、誰もいない。
……気のせいかな。
だけどなんとなく、人の気配がする。
やだな……気味が悪い。
雲ひとつない夜空。
満月のせいで明るすぎる月明かりが、夜道を照らす。
明るいはずなのに、違和感がぬぐえない。
そういえば、満月が人を狂わせるって……何かで聞いたことがある。
あの日のストーカーも、
もしかしたら満月じゃなかったら、
何も行動を起こさなかったのかな。
大きめのショッピングモールで、しばらく時間を潰す。
ショッピングをしたり、ジュースを買って休憩スペースでゆっくりしたり、本屋に寄ったり。
ボーッと過ごすうちに、夜になってしまった。
いけない、もうこんな時間。
また電車に乗って、家に戻る。
改札を出たところで、空を見上げると……
あの日と同じ、満月の夜だった。
ゾクッ……。
背筋に冷たいものが走る。
早足で、自宅へと向かう。
すれ違う人、全ての人が怪しく見える。
自宅近くの公園の前を通ると、
あたしに合わせて、歩く足音が聞こえた。
振り返ると、誰もいない。
……気のせいかな。
だけどなんとなく、人の気配がする。
やだな……気味が悪い。
雲ひとつない夜空。
満月のせいで明るすぎる月明かりが、夜道を照らす。
明るいはずなのに、違和感がぬぐえない。
そういえば、満月が人を狂わせるって……何かで聞いたことがある。
あの日のストーカーも、
もしかしたら満月じゃなかったら、
何も行動を起こさなかったのかな。


