学校一のモテ男といきなり同居

「そうだよー。ブランクがあるとはいえ、あたしたち小学生の頃から一緒だもん。

見ためは成長したけど…中身は小学生のときと、何も変わってない。あの頃と同じ思考だよ」



「ええっ、それはないんじゃね?」



ミキオくんが呆れてる。



「まあ、大げさな言い方だけど。でも、ミキオとかコイツらと話してるとあの頃の感覚にすぐ戻る。

郁実はここにいないけど…また会ったとき、例え10年経っても…きっとまた、同じ感覚で話せるの。そういうもんよ」



「さすが姐さん。年いってるだけあるな」



ミキオくんの隣にいたヤンキーがそう呟くと、白雪ちゃんの蹴りが飛んだ。



わっ。









「うるっさい!それと、家族みたいなもんだから。こうやってケンカしても、全然しこりが残らない。

真央のことで郁実がミキオに怒ったりしたけど、あの後も真央のこと以外では普通に話してたし」




「そうなんだね……みんな、仲間なんだ…」



その絆が、すごく羨ましい。



そんな大切な仲間を置いて、郁実は行っちゃったってことになるよね。



白雪ちゃんの言うように、



ミキオくんも、傷付いてるんだ……。