学校一のモテ男といきなり同居

机の上に立ち、ポーズを取らされる。




……ハッキリ言って、恥ずかしい。




みんなの視線があたしに集中してるよー!!




こんなときは、郁実のことを考えよう。




早く会いたいな。




いつか、会えるかな。




もう、あたしのことなんて忘れちゃったかな。




そうだよね……




連絡がないのが、一番の証拠。




一生大切にするよ、



って言ってくれたあの言葉を……



あたしはまだ、



信じて待っていてもいいかな。











だんだん頭がボーッとしてきて、



気付けば視界が揺れていた。



――ガタガタッ!!



「キャーッ!!」



周りで悲鳴が聞こえたような気がしたけど、



よく覚えていない。



しばらくして気がつくと……



あたしは、ベッドの上にいた。