「わあっ、ありがと!」
友ちゃんがあたしの腕を引き、強引に席につく。
白雪ちゃんも、渋々自分の席についている。
チラリと振り返ると、男の子はあたしと友ちゃんのうしろの席みたいだった。
「草野くん、カッコいい」
「……草野くん?」
「やだ~、真央知らないの?隣のクラスのイケメンくん。最近人気あるんだよ」
「…へえ」
カッコいいと言われても、郁実じゃなきゃピンとこない。
あたしの一番は、いつだって郁実だもん。
特に気にもとめないでいると、先生が美術室に入ってきた。
今日の授業はデッサン。
なんと……
あたしがモデルになってしまった。
友ちゃんがあたしの腕を引き、強引に席につく。
白雪ちゃんも、渋々自分の席についている。
チラリと振り返ると、男の子はあたしと友ちゃんのうしろの席みたいだった。
「草野くん、カッコいい」
「……草野くん?」
「やだ~、真央知らないの?隣のクラスのイケメンくん。最近人気あるんだよ」
「…へえ」
カッコいいと言われても、郁実じゃなきゃピンとこない。
あたしの一番は、いつだって郁実だもん。
特に気にもとめないでいると、先生が美術室に入ってきた。
今日の授業はデッサン。
なんと……
あたしがモデルになってしまった。


