学校一のモテ男といきなり同居

頑張って、笑顔を作る。



…うまく笑えてるかな。



「あたし……郁実のこと、信じてるから。離れたって、大丈夫だよ」



「だろ?わかったか、白雪。真央は、こーいうヤツ。お前みたく、自分のことばっか主張しねーの」



「あっそぉ。もって1年、すぐに破局よ」



白雪ちゃんはフイと郁実から顔を背ける。



「真に受けんなよ?俺らは…絶対大丈夫だから」



郁実が、そっとあたしの手を握る。



ドキッ……。



「う……ん」



頷くけれど、胸がギュッと痛くなる。










「俺ら帰るわ。そいつらの後始末、よろしく」



そう言い残すと、郁実はあたしを引っ張り公園の入り口へと移動する。



今さら気づいたけど、友ちゃんはいつの間にかいなくなっていた。



「友ちゃん、どこに行ったんだろ…」



「かなり前に、先に帰るって俺に合図してた」



「そうだったんだ……ねえ、どうしてここがわかったの?それに、おじさんに会うのは夜だったよね」



家までの道のりを歩きながら、郁実に問いかける。