学校一のモテ男といきなり同居

「そう…だね。海外で新しい生活が始まったら、そんな余裕ないもんね。わかったよ」



我慢とかそういう問題じゃないって言われても、



我慢するしかないよ。



今は泣かないだけで、精一杯だった。



そしたら白雪ちゃんが郁実に詰め寄る。



「そんな…あたしは、ヤダ。郁実ともう会えなくなるの!?」



ハッキリそう言える白雪ちゃんが羨ましい。



あたしが止めたら郁実だって迷うだろうし、



色々悩んだ結果…やっと答えを出すことができたんだよね。



そんな郁実の気持ちを考えたら、あたしにはできないよ…。








「よく言うー。さっきは目の前から消えろっつってたくせに」



「そうだけど……アンタも理解してるフリなんてしないで、本音を言えば!?遠距離なんて、続くと思う?あたしは絶対ムリ!!」



声を大にして言う白雪ちゃんを見て、素直でいいなと思った。



「白雪の意見はどーでもいいの。俺のオンナは、コイツなんだよ」



ドキッ!



郁実がグイっと、あたしの肩を引きよせる。



俺のオンナ…とか、ドキドキする。