学校一のモテ男といきなり同居

「コッチ来てからだけど、ホントはお前の気持ち…知ってた。だけど気づかないフリする方が、恥かかせないんだと思ってた。

ゴメンな……俺、ハッキリ言えばよかった。お前のこと、友達以上に見れないって……」



「もう……何回も、言わないでよっ。やめてよ……」



白雪ちゃんは顔をしかめて俯いてしまった。










「お前、モデルになりたいんだ?」



郁実が白雪ちゃんの肩にそっと手を乗せる。




「うるさいっ……ガラでもないって思ってるくせに!」



下を向いたまま、白雪ちゃんが叫ぶ。



「んなことねーよ。日々競争の世界だけど、芯が強いお前なら、くじけずに頑張れるよ」



「わかったようなこと、言わないで!!」



「華やかな世界に見えるけど、色んなヤツいるし、嫌な思いもこれからいっぱいすると思う。

だけど競争心は人一倍あるし、モデル止まりじゃなくていいところまでイケんじゃね?」




「郁実……」



「ま、その性格の悪さで、乗り切れよ」



「一言余計なのよ!!」



白雪ちゃんは郁実にイーッてしている。



……あたしも、白雪ちゃんのいい人の演技にすっかり騙されたから、



あの演技力で、女優っていう路線もアリかもしれない。