だけど、楽しい。
やっぱり今日のあたしは、とっても変だ。
それに、
こんなに楽しいのに…
泣けてくる。
あたし…
郁実を失いたくないよ……ずっと、ずっと、
郁実の側にいたいよ…。
泣き顔を隠すように、背中にギューッとしがみつく。
そんなことに気付くわけもなく、
郁実は、はしゃぎっぱなし。
家に着く頃にはもう、涙は完全に乾いていた。
あたしがこんなんじゃ、ダメだよね。
笑って送り出せるぐらいじゃなきゃ、
郁実に勘づかれる…。
家の前には、もうマスコミはいなかった。
ふたりして顔を見合わせ、胸をなでおろす。
家に入ると、お母さんもいなかった。
その代わりに、ダイニングテーブルの上に置き手紙があった。
【日帰り旅行に行って来ます!あんなことがあった後だけど、
郁実くんがいるから、大丈夫よね?今日は遅くなるから、先に寝ててね】
でっ…でた!
お母さんってば、娘の心配より、旅行を優先しちゃうんだね。
愕然としてると、郁実があたしの肩に腕を置いた。
「やったー、真央とふたりっきり」
ビクッ!
「やっ…ヤダ。変なことしないでよ!?」
「なんだよー。昨日の続き…しようぜ」
ボッ!!
体が火照り、一気に耳まで熱くなった。
やっぱり今日のあたしは、とっても変だ。
それに、
こんなに楽しいのに…
泣けてくる。
あたし…
郁実を失いたくないよ……ずっと、ずっと、
郁実の側にいたいよ…。
泣き顔を隠すように、背中にギューッとしがみつく。
そんなことに気付くわけもなく、
郁実は、はしゃぎっぱなし。
家に着く頃にはもう、涙は完全に乾いていた。
あたしがこんなんじゃ、ダメだよね。
笑って送り出せるぐらいじゃなきゃ、
郁実に勘づかれる…。
家の前には、もうマスコミはいなかった。
ふたりして顔を見合わせ、胸をなでおろす。
家に入ると、お母さんもいなかった。
その代わりに、ダイニングテーブルの上に置き手紙があった。
【日帰り旅行に行って来ます!あんなことがあった後だけど、
郁実くんがいるから、大丈夫よね?今日は遅くなるから、先に寝ててね】
でっ…でた!
お母さんってば、娘の心配より、旅行を優先しちゃうんだね。
愕然としてると、郁実があたしの肩に腕を置いた。
「やったー、真央とふたりっきり」
ビクッ!
「やっ…ヤダ。変なことしないでよ!?」
「なんだよー。昨日の続き…しようぜ」
ボッ!!
体が火照り、一気に耳まで熱くなった。


