学校一のモテ男といきなり同居

「ごめんね……あたしのせいで……」



「……は?」



ウザったそうに見られ、ギュッと胸が苦しくなった。



いつもこんな態度をとられることなんてないし、突然のマスコミ対応で、郁実も相当まいってるんだと思う。



それなのに、行くなっていうメールまでして……あたし……。



俯いていると、背中に郁実の腕が添えられた。



そして、すぐにギューッと抱きしめられる。



……これは、どういうこと!?



てっきり、冷たく突き離されるんだと思ってたから、かなり動揺してしまう。



「郁実……?」








「バーカ、なに謝ってんだよ。真央のせいじゃない。俺がピリピリしてんのは、外にいるヤツらに対してで……」




「だけど、あたしがそうさせた……それに、変なメール送ってごめんなさい……」




「メール?え…………」



郁実が一瞬沈黙になる。



まだ、見てなかったんだ!?



「見てないなら、見ずに消して!お願いっ」



「へー、そんなに見られたらまずい内容?ヤダねー。絶対見る」



郁実はあたしから腕を離し、イジワルな顔でケータイを手にとる。



「ウソウソ、やめてー!!」



必死で阻止しようとするけど、あたしの手の届かないところまで、ヒョイと腕をあげられてしまった。