学校一のモテ男といきなり同居

ダメだ…。



作戦、練り直し!



こんなことぐらいでお母さんを騙すのは無理だったみたい。



どうしたら井上くんがウチから出て行くのかな。



ずっと考えてたら、完全にのぼせてしまった。









ううっ…立ちくらみ。



なんとか部屋着に着替えて、2階の自分の部屋へ行く。



そしたら目の前に井上くんが立っていた。



「赤い顔して…お前のことだから、俺を追い出す作戦でも立てようとして、結局なにも浮かばなくてのぼせたんだろ?」



くーっ!



その通りなの!



あたってるから、余計に悔しい!