「全部あんの。真央ともっと、近い存在になりたい」
こういう風に言われて、普通はドキドキするのかな……。
あたしもドキドキしてるけど、それ以上に恥ずかしい気持ちでいっぱいだよ。
今、ここから逃げだしたい!
あたし、こーいうのダメだ。
変に照れちゃう…。
「知らないよっ」
「なんでだよー。はぐらかすな」
郁実があたしの顎を軽く掴んで、自分の方へと向かせる。
「やっ……もう、恥ずかしいからっ!」
顔が熱いし、赤くなってるに決まってる。
そんな顔、見られたくないよ。
「ね、お願い」
首なんて傾げちゃって、かわいく言うんだから……。
「お願いしても、ダメっ!」
「えー…」
今は残念そうに、口を尖らせてるし。
「いつもこんな風に、女の子を誘ってるんだ?」
「そんなんじゃねーの。真央だからに決まってんだろ?」
うっ……。
そう言われると、うれしい。
……いやいや、違うか。
きっとコイツは、色んな子にこんなことを言ってきたに決まってる。
こういう風に言われて、普通はドキドキするのかな……。
あたしもドキドキしてるけど、それ以上に恥ずかしい気持ちでいっぱいだよ。
今、ここから逃げだしたい!
あたし、こーいうのダメだ。
変に照れちゃう…。
「知らないよっ」
「なんでだよー。はぐらかすな」
郁実があたしの顎を軽く掴んで、自分の方へと向かせる。
「やっ……もう、恥ずかしいからっ!」
顔が熱いし、赤くなってるに決まってる。
そんな顔、見られたくないよ。
「ね、お願い」
首なんて傾げちゃって、かわいく言うんだから……。
「お願いしても、ダメっ!」
「えー…」
今は残念そうに、口を尖らせてるし。
「いつもこんな風に、女の子を誘ってるんだ?」
「そんなんじゃねーの。真央だからに決まってんだろ?」
うっ……。
そう言われると、うれしい。
……いやいや、違うか。
きっとコイツは、色んな子にこんなことを言ってきたに決まってる。


