学校一のモテ男といきなり同居

「なんで鍵かけて風呂入ってんだよ…俺が覗くとでも思った?」


「当たり前でしょ!どんなヤツかもわかんないのに」


「信用ないね~。俺がそんなことすると思う?」


「わかんないじゃない!」


「だから、自意識カジョーだっつってんだよ…クソッ!マジで壊れてんのかよ」


ドンドンとドアを叩く音が聞こえる。







そのうちお母さんの声が聞こえてきた。



「どうしたの!?」



そうだ……チャンス!



ここで井上くんに覗かれそうになったってウソつけばいいんだ。



「お母さん、井上くんが無理やり入ってこようとするの!助けてっ」