学校一のモテ男といきなり同居

「今、できることって?」


「もちろん、こんなことや、あんなこと…」


なんて言いながら、あたしの手に指を絡ませてくる。


「ひゃあっ!!はっ…離してよ!」


完全に動揺しているあたしの前で、井上くんは余裕の笑みを見せる。


「だからさー、言ってんじゃん。未来は、予測がつかねーの。

今を大切にしたいから…今できることは、今したい」


「なっ…なに、するのっ!?」


ジリジリと詰め寄られ、あたしは後ろに後ずさる。


「真央の気持ちを、今、ここで証明しろよ」


「は…はぁっ!?」


なんとなく、ヤバい予感。







「心の絆だけじゃ、俺だって不安だから。

真央が俺を好きだっていう、証が欲しい…」


「や…もう、あたし好きとか言ってないし……」


「お前さー、いい加減にしろよ?俺だって、我慢きかねーから。焦らすな」


うわっ…。


制服のシャツをグイッと引っ張られ、勢いで井上くんの方へと引き寄せられる。


少し屈んだ井上くんの顔が真近にあると思ったときには、


もう、唇に何かが触れていた。