学校一のモテ男といきなり同居

「そう……なんだ」



「相手は超大手だぜ?あの会社からデビューできたら、親父のことも見返せる」



「デビューなんて、一大決心だよね!?しばらくウチにいていいし……だから、急ぐのやめない?」



「えー、真央が優し~。どういうこと?」



井上くんはニヤニヤしながら、あたしの顔を覗きこんでくる。



慌てて目を逸らし、口ごもる。



「それは……」








白雪さんの計画を、話そうと思うんだけど、



あたしは口にすることができないでいた。



井上くんのためにならないとは言ったものの、



ホントにそうなのか、自信がなくなってきた。