学校一のモテ男といきなり同居

あっという間にあたしのいるところまで飛んできて、



ふにゃっと無防備な顔で笑う。



「真央、どした?俺に会いたくなった?」



みんなには聞こえないように、耳元でそっと話すから、余計にドキドキ。



図星だったのと、



井上くんがこんなに側にいるってことで、条件反射で顔が熱くなる……。



「あれ……」



いつもなら反発するのに、そうしないあたしを見て、驚いている。



そして、状況を察したのか、



井上くんはあたしの腕を取って、軽く引っぱった。



「ちょっと、来いよ」







されるがままに、屋上へと連れて来られた。



そして、



誰かが来たら嫌だからと、井上くんは屋上の扉のカギを、すぐに閉めてしまった。