学校一のモテ男といきなり同居

教室に戻る途中で、あたしは突然、足を止めた。



そして、井上くんの教室の前まで移動すると、息をフゥと吸いこんだ。



「井上くんっ!!」



思い切ってその名前を呼ぶと、窓際で机に突っ伏して寝ていた井上くんが、



のっそりと顔をあげた。



そして、あたしの姿を見つけると、



眠たそうな顔から一変、これ以上ないくらいの笑顔になった。








……やば。



そんな顔、見せないでよ。



嬉しくなっちゃう……。