学校一のモテ男といきなり同居

「…は?誰に向かってモノ言ってんの?」



まるで女王様のような、白雪さんのその言い方に、より一層ムカっときた。



ギャルの勢いに、少し前はビビっていたあたしだけど、



自分の中で、なにかがブチッとキレた。



「あんたこそ、何様のつもり!?それに、井上くんの前ではブリブリして、さっきあたしに言ったこと自分がしてるじゃん。

あたしはブスかもしれないけど、あんたの方がよっぽど性格ブスだから!!」



「なっ…失礼な!それに、やっと本性を現したわね?

あんたの素は、それなんだ?郁実もすっかり騙されてるのね~」



勝ち誇ったような顔であたしを見てるけど、



別にあたしは本性を隠してるわけでも、なんでもない。



白雪さんが、いつものあたしを知らなすぎるだけ。



あたしの口が悪いのなんて、井上くんはとっくに知ってるしね。







「どーでもいいけど、そこどいてくれる?」



仕返しが怖いけど、こうなったらもう突破するしかない。



あたしはギャルを押しのけ、ドアの方へと向かった。