それにしても、あんなに嫌がってたのにね。
「お前も風邪ひくなよ」
「あたしは大丈夫だよ~。元気だけが取り柄ですから!」
「だろ~な」
「なにっ!?」
反論しようとしたら、井上くんが部屋の隅からギターケースを持ってきた。
え?
キョトンとしていると、ケースを開いて中からギターを取り出す。
なっ……なにが始まるの?
「練習するの!?それなら、あたし出ていくから」
動こうとしたら、井上くんに止められた。
「聞いてけよ。俺の歌、聞きたいんだろ?」
「えっ……えー……って、えぇっ!?」
「驚きすぎ。そこ、座れ」
ベッドの上に座るように促され、言われるがままに腰をおろす。
……だって、ちょっと聞いてみたい気もするから。
「お前も風邪ひくなよ」
「あたしは大丈夫だよ~。元気だけが取り柄ですから!」
「だろ~な」
「なにっ!?」
反論しようとしたら、井上くんが部屋の隅からギターケースを持ってきた。
え?
キョトンとしていると、ケースを開いて中からギターを取り出す。
なっ……なにが始まるの?
「練習するの!?それなら、あたし出ていくから」
動こうとしたら、井上くんに止められた。
「聞いてけよ。俺の歌、聞きたいんだろ?」
「えっ……えー……って、えぇっ!?」
「驚きすぎ。そこ、座れ」
ベッドの上に座るように促され、言われるがままに腰をおろす。
……だって、ちょっと聞いてみたい気もするから。


