「もうすっかりよくなったみたいよ?真央のくれた薬が効いたって。あんたたまにはやるじゃない!」
お母さんはクスクスと笑っている。
あたしのあげた薬が効いた?
なにそれ、ホントアイツってばウソつくのがウマいんだから。
首をひねりながら、自分の部屋に行こうとすると。
「真央、部屋に生徒手帳を置いてるからね」
「はーい……えっ、生徒手帳!?どどっ、どこにあったの!?」
それは、ストーカーが持って行ったはずじゃ……。
「郁実くんが、庭の花壇の側で見つけたって言ってたわ。真央ったら、ドジよね。どうやったらそんなところに落とすの?」
お母さんには遅刻したことや、生徒手帳のことを話してなかったからね…。
あたしはなにも答えずに、井上くんの部屋に急いだ。
お母さんはクスクスと笑っている。
あたしのあげた薬が効いた?
なにそれ、ホントアイツってばウソつくのがウマいんだから。
首をひねりながら、自分の部屋に行こうとすると。
「真央、部屋に生徒手帳を置いてるからね」
「はーい……えっ、生徒手帳!?どどっ、どこにあったの!?」
それは、ストーカーが持って行ったはずじゃ……。
「郁実くんが、庭の花壇の側で見つけたって言ってたわ。真央ったら、ドジよね。どうやったらそんなところに落とすの?」
お母さんには遅刻したことや、生徒手帳のことを話してなかったからね…。
あたしはなにも答えずに、井上くんの部屋に急いだ。


