早めに上がり、また井上くんに声をかける。
「そこに、いるよね!?」
「おう」
よかった…。
部屋着に着替えて、廊下に出た。
入口の横の壁に、もたれて立っている井上くんがチラリとあたしを見る。
「早くね?もっとゆっくりすればいーのに」
「もう、落ち着いた…ありがとう。井上くん、入ってきて?」
「もー、いーわ。眠いから、寝る」
「そーなの?」
「おう。真央、ひとりで大丈夫?なんなら、添い寝…」
「もう、大丈夫っ!!お休みっ」
待ってもらってたくせに、あたしは急いで部屋に走った。
はぁ…。
ホント、なんでいちいちあんな言い方するんだろう。
普通に喋ってよね。
自分のベッドに入り、肌布団を頭からかぶる。
今日は色々ありすぎて、すぐに眠れそうもない。
そう思っていたのに、
気づけば、空が白んでいた。
「そこに、いるよね!?」
「おう」
よかった…。
部屋着に着替えて、廊下に出た。
入口の横の壁に、もたれて立っている井上くんがチラリとあたしを見る。
「早くね?もっとゆっくりすればいーのに」
「もう、落ち着いた…ありがとう。井上くん、入ってきて?」
「もー、いーわ。眠いから、寝る」
「そーなの?」
「おう。真央、ひとりで大丈夫?なんなら、添い寝…」
「もう、大丈夫っ!!お休みっ」
待ってもらってたくせに、あたしは急いで部屋に走った。
はぁ…。
ホント、なんでいちいちあんな言い方するんだろう。
普通に喋ってよね。
自分のベッドに入り、肌布団を頭からかぶる。
今日は色々ありすぎて、すぐに眠れそうもない。
そう思っていたのに、
気づけば、空が白んでいた。