学校一のモテ男といきなり同居

井上くんの気持ちが嬉しくて、自分の勘違いが恥ずかしくて、少し落ち込む。



あたしが黙って下を向いていると。



「カバン……持ってるよな。見つかったんだな。中身は?全部あったか?」



まるで、尋問のよう。



いつも適当っぽいのに、意外と面倒見がいいのかな。



「うん……あったよ」



「そっか。例のカギは?」



「……え?」



「ホラ、パンツ見せてもらったときのあのカギ」








「パンツ見せた……って、その言い方紛らわしいからーっ!」



真っ赤になったあたしは、周りを確認しながら井上くんを壁の方へと追いやる。



案の定、近くを歩いているスーツ姿の男の人や、女の人がジロジロとこっちを見ている。