学校一のモテ男といきなり同居

「きっと忘れモンでもして家に一回戻ってたんだろ?そのぐらいわかってるって」



お気楽に笑う井上くんを見て、言う予定のないことまで言ってしまった。



「ちっ……違うよ。カバンを盗まれて……」



「えぇっ!?マジかよ。だったらすぐに俺に電話しろよ」



「そんな!スマホもカバンの中だったし。なんであんたにすぐ電話しなきゃなんないのよ!そんな余裕ない……」



「違うだろ!?これまでずっとひとりで不安になってたんじゃねーの?言ってくれれば、すぐ迎えに行ったのに」








井上くんは待ったことを怒ってるんじゃないんだ。



それなのに、あたしったら…。