学校一のモテ男といきなり同居

そんなことを、最高の笑顔で言われて、あたしの胸は高鳴った。


「なにそれ…」


「さっきミキオを殴りにいったのもそーだけど、お前のこと……俺……」


ドキドキッ!!


早鐘のように鳴り続ける心臓。


井上くんのこと、嫌…


なはずなのに、


その先の甘い言葉を期待してるあたしがいる。


あたしの大嫌いなチャラ男で、


バカで、適当で調子良くて、


ホントに最悪なヤツなのに。





しばらく見つめ合っている気がしたけど、


きっとそれは、ほんの数秒だったはず。


井上くんがあたしの頬に触れ、


そっと笑みをこぼす。


あたしの心臓は、


もう、


壊れる寸前だった。