小さな世界

慎にぃは席に座ると勉強をはじめる。

あんなの私には無理。

どうしても眠くって結局居眠り。

「美‥‥‥。美久っ‥!」

誰かの声でおきて、前を向く。

前には大ちゃん。

周りは誰もいなくて、外は暗かった。

「あれ?今なんじ?」

そう聞くと大ちゃんは呆れてた。


「5時38分。メールも返事こないし、

電話も出ないし、下駄箱で待ってたのに」

「大ちゃん、ごめんっ!」

携帯を開くと通知が288。

うげって声が出そうだった。

「いくぞ」

「うん!」

そう言ったもののあれ?

昼ごはん食べてないし。

てか、慎にぃは?

いつもなら起こしてくれるのに。

どーゆーこと?

そう思いながら大ちゃんのもとに

走って行った。