化学で電子で不思議な彼女

床に尻餅を付いた私に、桜田さんが思い切り掴みかかってきました。

制服の襟を掴まれて、揺さぶられる。

痛い、痛いです!!!!!

「ねえ!!!!あたしのどこがアンタに負けてるって言うの!!!!!」

な、何の話ですか!?

負けてる勝ってるって、何の話ですか!?

「アンタさえいなけりゃよかったのに!!!!アンタさえいなけりゃ川村は私を好きだったはずなのに!!!!!」

もう何がなんだか分かりません。

「何で!!!!何でアンタに、何でアンタに、何でアンタにあたしが負けんのよっっ!!!!」

「っ…やめて…!!!!!」

私も桜田さんの肩を掴んで、何とか桜田さんを引き剥がして、

やっと立ち上がることができました。

けれど桜田さんはまた私の襟を掴んできて、今度は棚の方に私を放り投げました。

派手な音と共に、左腕に鋭い痛みが走る。

棚の上のものがばさばさと落ちてきて痛いです。

うう。桜田さん、乱暴すぎませんか!?