夏空の下をキミと駆けて

思い返せば凛は中学生になってから
女子が周りに集まってることが増えた。


元から顔もお母さん似でいいし、
身長も伸びたからなのかな…。


「しかも凛、何回か告られとるよ!」


「はあ!?」



璃子はなんでこんなこと知ってるの!?
どこで知り得た情報なんだよと
つっこみたくなる。


「で…あいつ返事したとかな…?」


「さぁーね?
気になるんなら凛に直接聞けば〜?」


璃子のやつ…。
絶対あたしの反応見て楽しみよる…。


でも…


ほんとに凛、告られとるのかな…?


全然そがんこと言いよらんやったとに…

てか、そんなこといちいち言わんか…。


…なんか色々落ち込んだ。


「あっ…、ほら、授業始まる!」


あたしを少し気にしてくれたのか
璃子があたしの肩を叩いた。