「もぅいやぁー!!」





私はこの言葉を何回言っただろうか。





「つべこべ言わずさっさとしろ。」





「数学なんて出来なくても困らないもん!!」





「そーゆー問題じゃねぇだろ!!」





「じゃーどーゆー問題なの!!」





「こんなの小学生でも、出来るぞ!それをお前は出来ねぇなんて恥ずかしいだろ!!」





「そんなのその子が数学得意なだけじゃん!人には得意と不得意があるの!!」





「出来ねぇままほっとくんじゃねぇよ!お前の点数上がんないとデート出来ねぇだろうが!!!」