【完】最強の男に寵愛された姫

「ごめんな・・・肩痛かったよな?」





そう言って、私の肩を優しく撫でる玲くんに戸惑う自分





「あ、玲くん・・・あ・・・いや・・・その・・・」





「そんなにビビらなくていい・・・俺が悪かった。ごめん・・・」





玲くんは謝ることで自分も落ち着かせているようだった。





「いいの・・・ちょっとビックリしただけだから。」





ほんとはちょっととかいう問題ではなかった。





怖くて怖くてちょっと気を抜けば震えてしまいそうだった。





・・嫌、少し震えていたかもしれない。