「お前に俺らを潰せるか?例え、俺は潰せても他の奴等は殺らせねぇ。」





慎さんが男の前に立った。





「俺は人も簡単に殺せるさかい」





男は銃を慎さんに向けた。





「し、慎さん!」





「慎ッ!」





私と陽翔さんの声が響く。





慎さんはにっこり笑った。





「俺が犠牲になれば、いい。俺だって人くらい殺せる。」





そう言った。





「慎さんダメだよ・・・」





私は止めようと前に出ようとしたが、玲くんに止められて慎さんは言った。