「そうかもな・・・でも、お前に惚れてるのも確かだ。お前はお人好しだからな?俺をほってはおけない。それを利用したんだ。」





惚れてるのもって・・・





「二股をかけるんですか?あ、でもならないか。私は玲くんだけですから。」





私がそう言って笑うと彼は怒りを表した。





「許さない・・俺から離れるなんて許さない。お前は俺のだ。他の誰にも渡さない。」





ドサッ━━━━





ヤバイ・・・押し倒された。





ベットの上で私に跨がる陽翔さんの顔は本当に私を思っている顔をしている。





でも、私はそれに応えることは出来ない。





「陽翔さん、退いてください。私は陽翔さんにそんなことしてほしくないっ!!」





私が大声でそう言い終わった後に、彼は私の首筋に舌を這わせた。