「顔の傷のせいで・・・?」





そのせいで捨てられる意味が分からない。





「俺の顔怖いだろ?」





「そう・・・??」





最初は怖くなかったと言えば嘘になる、でも彼の弱いところを見ると怖いとは思わなくなった。





「周りの奴が俺のことを軽蔑した目で見るんだ。」





「えっ?そんな・・顔の傷だけで?」





漏れてしまった言葉に彼は眉を下げた。