まだ、付き合って1日目にして、私の幸せは奪われたのであった。





私があのとき・・玲くんから離れなければこんなことにはならなかったのかな。





ごめんね、玲くん・・こんな駄目な彼女で・・・





私は後ろに止められた車に無理矢理乗せられて、慎と呼ばれた男と顔に傷のある男、厳つい運転手と共に白夜のもとから去ったのだった。





「姫華━━━━ッッ!!!!」





玲くんの叫ぶ声を背中に聞きながら。