私と兄の関係

俺は、ずっと由梨達を見て来た。

由梨以外の皆は、幸せそうで安心した。

でも、由梨だけは全然笑ってなかった……

やっぱ俺の事を気にしてるんだよな?

由梨は、自分を責めてる……

由梨、俺のせいでごめんな……

あの約束、守れなくてごめんな……

なぁ、由梨。

幸せになってくれよ……

それだけで俺は、安心出来るから……

あれから2年半―

由梨は、若葉ちゃんや雅人達のおかげで学校にも行って受験も頑張って高校にも受かってた。

皆で楽しそうに笑って学校に行ってた……

俺は、そんな由梨を見て安心した……

でも、心の奥でちょっと寂しかった……

俺も生きてれば皆で高校一緒に行けたんだなぁって。

そんな事、考えちゃダメなのにな。

でも、俺の願いが叶ってよかった……

神様、本当にありがとう……

由梨がちゃんと幸せになったのも神様のおかげだな。

俺は、これで成仏出来ると思ってた。

でも、突然由梨が屋上から飛び降りようとした。

何で……?

俺は、止めようとした。

でも、俺は幽霊だから由梨に触れれない……

誰か居ないか?

すると雅人が由梨の腕を掴んで由梨を止めた。

雅人……

「由梨ちゃん、何してるの? 飛び降りたら死ぬんだよ。それでもいいの? 」

雅人が力強く言った。

「離してよ……」

由梨は、雅人を睨んだ。

その表情は、今まで俺が見た事ない表情だった……

何でそんな表情するんだよ……?