8年分の想いを込めて。




賑やかだった部屋には綾乃と私だけ

『お前らも早く寝ろよ』
そう言い残して先生は居なくなった


少したった頃綾乃が唐突に聞いてきた


「未鈴、悠太くんのこと好きでしょ」


「えっなん★%▼&☆◆※!!!」


「落ち着け、なに言ってるか全然分からん」


「…いつから?」


結構上手に隠してたつもりなのに


「さっきね、ともちゃんが好きだって言ったとき
未鈴フリーズしてたから、もしかしたらって」


さすが、

親友の目は誤魔化せませんね