「それだけの覚悟がおありなら、大丈夫でしょう。
傷もそのうち癒えていきます・・・
ただ、今ない記憶の中で、少しずつ思い出すこともあると思うんです。
楽しい事はもちろん、監禁されてる時の辛い記憶も・・」
「・・・はい」
「私どもも、出来るだけの事はしていきますが、
やはり、彼女の本当の支えになってくれるのは、貴方やご家族です。
琴美さんのご両親にも、協力してもらって、しっかり支えてあげてください」
「もちろんです、先生にも、何かとご迷惑おかけするかもしれませんが、
宜しくお願いします」
「頑張っていきましょうね」
オレと先生は固く、握手を交わした。
…間もなくして、もう一度病室に入って琴美と話をしようと、
ドアを開けた・・・が、琴美は安らかな顔で、眠っていた。
琴美の寝顔を見つめながら、優しく頭を撫でる。
助けた事が遅れたせいで、琴美はたくさん辛い思いをしたに違いない。
返ってきた今、オレは琴美、お前を、しっかり支えていくから。
…オレはある決意を固め、
警察署に向かっていた。
…すべては、琴美をこの手で守る為。
家族の愛を取り戻す為。
オレはこれにすべてをかける。
傷もそのうち癒えていきます・・・
ただ、今ない記憶の中で、少しずつ思い出すこともあると思うんです。
楽しい事はもちろん、監禁されてる時の辛い記憶も・・」
「・・・はい」
「私どもも、出来るだけの事はしていきますが、
やはり、彼女の本当の支えになってくれるのは、貴方やご家族です。
琴美さんのご両親にも、協力してもらって、しっかり支えてあげてください」
「もちろんです、先生にも、何かとご迷惑おかけするかもしれませんが、
宜しくお願いします」
「頑張っていきましょうね」
オレと先生は固く、握手を交わした。
…間もなくして、もう一度病室に入って琴美と話をしようと、
ドアを開けた・・・が、琴美は安らかな顔で、眠っていた。
琴美の寝顔を見つめながら、優しく頭を撫でる。
助けた事が遅れたせいで、琴美はたくさん辛い思いをしたに違いない。
返ってきた今、オレは琴美、お前を、しっかり支えていくから。
…オレはある決意を固め、
警察署に向かっていた。
…すべては、琴美をこの手で守る為。
家族の愛を取り戻す為。
オレはこれにすべてをかける。

