連れ去ってしまったとは、
結は、まるで自分の物のような言い方だ。
「まぁ、いいです・・・
僕には今、一番欲しかったものが、
琴美さん、貴女がここにいてくれてますから」
「・・・」
博人の顔は凄く嬉しそうだった。
私は複雑な思いで博人を見つめる。
…確かに良かった。
結が、傷つけられずに、
秀の元に帰った事。
父や母も、結を守ってくれるだろう。
私が捕まっても、
博人は、危害を加えそうにない。
博人は、私に好意を抱いている。
それは今までの話しを聞いていて分かった。
…ただ、その愛情が、歪んでしまってる事も、
分かってしまったのだけど・・・
「ミルクティ―淹れたんですけど、飲みますか?」
「・・・はい、いただきます」
危害を加えないと思っても、
私の言動一つで、豹変する恐れもある。
結は、まるで自分の物のような言い方だ。
「まぁ、いいです・・・
僕には今、一番欲しかったものが、
琴美さん、貴女がここにいてくれてますから」
「・・・」
博人の顔は凄く嬉しそうだった。
私は複雑な思いで博人を見つめる。
…確かに良かった。
結が、傷つけられずに、
秀の元に帰った事。
父や母も、結を守ってくれるだろう。
私が捕まっても、
博人は、危害を加えそうにない。
博人は、私に好意を抱いている。
それは今までの話しを聞いていて分かった。
…ただ、その愛情が、歪んでしまってる事も、
分かってしまったのだけど・・・
「ミルクティ―淹れたんですけど、飲みますか?」
「・・・はい、いただきます」
危害を加えないと思っても、
私の言動一つで、豹変する恐れもある。

