実華が、もう見えなくなった。 実華・・・・ 実華・・・・ いつの間にか、俺はこんなにも好きになっていた・・・優しくて・・・可愛くて・・・気が強くて・・・でも泣き虫で。 目を瞑ると 「透。」 ニコリ 満面な笑みで俺を呼ぶ実華や 「ばーか。」 顔を真っ赤にさせながらいう、実華や