サイコーに不機嫌なお姫様。




「なお? どうしたんだよ?」



動揺する俺。さっきまであんなに笑顔だったのに一体何が……



「ごめんね。俺がなおに思い出したくない過去を話しちゃったから」



一一過去?



「なお、こっち来い」



とりあえず翔汰がなおの肩にまわしている手をどうにかしたかった。



「ははっ……ごめん! もう大丈夫」



なおは無理やり笑って俺の手を離した。



少し傷つく俺。



大丈夫って言われても気になるだろ?



「なおの彼氏? ツッチー君だっけ?」


「土屋だよ!!」



どいつもこいつもあだ名で呼びやがって!!



「そっとしといてあげて……? もう俺の中で笑って話せることだったけどなおは違ったみたいだから」



は?は?は一一!?
お前に指図される覚えはないんだよっ!!



ますます気になるじゃねーか!!