サイコーに不機嫌なお姫様。




少しはしゃぎすぎて疲れた俺たちはコテージに戻った。



「ただいまー」


「お帰り。なお! 翔汰くんが来てるよ」



先にコテージに戻っていた相馬とあみちゃん。そしてなおの従兄の翔汰って奴も椅子に座っていた。



「なおに気を使わせたかなって思って俺が来ちゃった」


「よかったのに! 相変わらず翔汰は優しいんだから」



なおはニコニコしながら翔汰の頭をこつんと押す。



こ、こんな些細な仕草でもやきもちを妬く俺ってガキ?



いや、ただの従兄!ただの親戚だ!!



「……相馬、ちょっと」



俺は相馬を呼び出して、みんなから離れた場所でコッソリ気になっていたことを聞く。



「――あのさ、従兄同士って結婚できないよな?」


「できるよ?」



…………………………。



考え変更!!この男をただの親戚とは見ない!!



普通の男だっ!!あんまり俺の姫とイチャイチャされても困るっ!!



なおのほうを振り向いた瞬間……



固まってしまう俺。



涙を流して……翔汰に肩を抱かれていたから一一……