サイコーに不機嫌なお姫様。




「翔汰じゃん!!」


「うわっ! なお!? こんなとこで何してんの?」



は?は?
何ですか?この展開!!


てか誰だよ!!



「私の従兄の翔汰! 大学生で同じ歳なんだよ」



なんだ。親戚かよ。



「私の彼氏のツッチーだよ。で、友達のあみと相馬!」


「こんにちは。なおの従兄の翔汰って言います。俺アウトドアのサークル入ってて、そこで会った人たちと交流しちゃうのが目的なんだけど……どう? 今晩」



えー!!男ばっかりのところになおを入れたくないなぁ。



「私だけ後から顔出すよ。話もしたいし」



………は?



「分かった。俺たち3号棟のコテージだからまたね」



そう言ってその翔汰とやらは他の男二人とともに去っていった。



「おい! なお!!」


「ツッチー! アスレチックもあるから全制覇しちゃおうよ」



俺の言葉も聞かずにグイグイ腕をひっぱっていくなお。



「ちょっと待てよ!」


「しっ! あみに聞こえないところまで行ったら話すから!!」



あみちゃんに?