「最近、なおが元気ないけど喧嘩でもした?」
「は?」
「いや……絶対態度には出さない子だけど、俺って性格上そういうの見抜いてしまうわけ」
………なおを恋愛対象に見てるから?
「単刀直入に聞くけどなおのこと、どう思ってる?」
俺の質問にポカンとして鏡ごしに俺の顔を見て、いきなり吹き出す瀬名。
こ……こいつ
やっぱりムカつく!!
「なおのこと? サバサバして気持ちのいい子だよね」
肩を震わせながら俺の髪にカラーリングしていく。
「綺麗な女の子だとは思うよ?」
くそ〜!!こっちはマジで聞いてるのによ!!これじゃ、うまく流されてるじゃん!!
「なるほどね……なおが元気がないのは俺のせいか……」
ボソッと呟くと椅子をくるりと回された。
「液流すからシャンプー台に。なおにやってもらうから」
え!?ええ!!
ダメダメダメダメダメ!!
こんな状況でなおにシャンプーなんてわざと目にシャンプー入れられそう。
おっかね一一一一!!


