サイコーに不機嫌なお姫様。




仕事から帰ってきた俺。なおの看病のおかげで体調はバッチリ回復だ!



今日なおが来たら、飲みに連れて行ってやろうかな?姫はお酒が大好きだ。



やたらテンションが高くなるから、少々大変だけど今日は一緒にバカ騒ぎしてやろう。



………………………。



にしても遅くね?いつもならもう来てくれるか残業なら電話してくれるのにな。



心配になってなおに電話をかける俺。



10コールしても出ないから切ろうとした瞬間……



『……もしもし?』



一一は?
お、男の声??



思わず自分の携帯を見直す。なおの番号にかけてるよな?



動揺を隠せない俺に電話先の男は質問してくる。



『なおの彼氏?』


はぁ!?なおだぁ!?
呼び捨てにすんなぁ!!



「そーだよ! お前誰だよ? なんでなおの携帯持ってるの?」


『俺はなおにアシスタントついてもらっているスタイリスト。勤務終了直後になおが倒れた』



――え!?



『今から病院に連れて行くから。なおを抱えてて、きついから電話を切るよ』


「いや、俺が病院連れて行くから……」



『待ってられないって! また後で電話させるから!』


プチ……!


ツーツーツーツー……




一方的に切られた。
呆然とする俺。