――それから3日後。
「ツッチー!」
やけに明るい姫が仕事あがりにうちに来た。
「男の子なら隼人で女の子は芹菜は? 字画的にね……」
「だからツッチー! 聞いてよ!!」
「ん?」
なおが口を開こうとした瞬間に鳴り響く俺の携帯。
「ハイハイ。ああ! うん。そこのコンビニを左に突っ切ればアパート見えてくるから。203だから」
携帯を切る。
「誰か来るの?」
「うん!……」
……と名前を言い掛けたとたんにまたまた俺の携帯に着信。
「だから来週には連れてくるからっ!! うん。また日が近くなったら電話するから!!」
めんどくさそうに電話を切る俺。
「お袋から。なおに会うの楽しみにしてるよ。来週でいいよな?」
「……ツッチーの親のほうには、まだ妊娠のこと話してないんだよね?」
「ああ。きちんと分かってからがいいかなって思ってさ」


