サイコーに不機嫌なお姫様。




「はー緊張したぁ!!」



なおの実家からアパートへ帰るバスの中。よく分からないけど、新妻は泊まりに行けって親父さんに言われてなおも俺の隣に座っている。



俺としてはなおと一緒にいられるから嬉しいけど♪



「かなり理解のある親父さんだな。ホッとした」


「うん……お父さんの言葉も嬉しかったけどツッチーの言葉が一番感動した」


「え?」



“誰よりもなおさんの幸せを考えてます! ……なおさんと子供は僕が一生守ります!”



「うわわ……思い出しただけで恥ずかしい!!」


「ありがと。私は一生忘れないよ」



そう言って俺に寄り添ってくるなお。思わずなおのお腹に手をあてる俺。



最初は不安な気持ちでいっぱいだったけど、今は赤ちゃんができてたらなって心から思えるよ。



「あ! 動いた!!」


「ありえない! バカ!!」



ぷっ……こーんなバカやってさ?いつまでも幸せな家庭を築いていけたらいいな。




なおとなら……きっとやっていける。