パタンと食器扉を閉じたとき、「おはよう」という声と当時に後ろから抱きしめられた。


その温もりにドキッとする。


「お、おはよ」


なるべく昨日の事は思い出さないようにする私。


だって、恥ずかしくて樹先輩の顔なんてまともに見れないから……。


「なんか、新婚みてぇ」