呪信メール

「お姉ちゃん」



後ろで声がして、若菜は振り返った。




「友菜……」



久しぶりに見る妹の姿に涙が溢れる。



「お姉ちゃんごめんね」



「何で? 何で友菜が謝るの? 謝らなきゃならないのは、お姉ちゃんのほうだよ。

友菜が虐められてることとか、全然気がついてあげられなかった」



「ううん。お姉ちゃん。お姉ちゃんは悪くないよ。友菜こそごめんね。

友菜が死んじゃったせいで、お姉ちゃんが辛い思いをしたんじゃないかって思ってた」



「友菜……」



「お姉ちゃん。大好きだよ。絶対幸せになってね」



友菜は満面の笑みで微笑むと、そのまま姿を消した。