呪信メール

この男が、傷ついた妹を捨てたりしなければ、妹は自殺しなかったかもしれない。



それだけじゃない!



妹の死で、家庭の中から笑顔が消え、いつしか両親は互いを責めるようになり、そして結局離婚した。



若菜は妹の思い出が在り過ぎる日野の家にいることが苦しくて、母について家を出て、母の旧姓の富永に名前を変えたのである。



この男は、妹を絶望させただけでなく、自分の生活さえも変えてしまったのだ。


許せるわけがない。